「院内ツール」をどう考えていますか?色々な歯科医院様を回らせて頂いて、非常に差があるのが、院内ツールのように感じます。しっかり掲示板を使って綺麗に飾られているところもあれば、壁に直接セロテープなどで貼られているところもあります。
内容に関しても、手書きのもの、医療メーカー支給のもの、オリジナルで作成されてもの。本当に千差万別だと思います。
せっかく情報を発信するのであれば、患者様が読みやすいように、配慮をすることがとても大事に感じています。
先生方が集患を求めた際に、常に悩まれている医療法の壁。ホームページ、院内に置かれたリーフレット、そして「院内ツール」。広告とみなされず、医療法の壁を破れる数少ない手段として、先生の意志で伝えたい内容をしっかりと伝えることができる数少ないツールだと思えば、もっと有効活用できる方法を考えるべきかと思います。
必ず飾って欲しい院内ツールの内容としては、「経営理念」「自院の売りの診療紹介」「医療従事者の紹介」ではないでしょうか?それ以外でも、たくさん伝えたいことはあると思います。
患者様へ情報を発表することは、その歯科医院の行動規範を示すことにも繋がります。
また、最近では、インプラントを中心とした「自費治療の説明」も大切になってきています。パーテーション型の個室診療が増えてくる中、ユニットの付近にポスターなどを貼ることができるところも増えてきています。座っていると意外に退屈しているため、ポスターなどにも目が届くものです。
ゆっくりと患者様が自費治療の魅力に気づけるようなポスターを貼ってみてはいかがでしょうか?